書道アート・現代アート販売 東佑樹の作品|2199.「次元」

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2199.「次元」

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「次元。薄っぺらさに心が凍てつく。または飛び出す次元。次の世界では笑うことになるだろうか。」


作者 東佑樹
題名 「次元」
描いた日 2022年2月2日
作品番号 2199点目の作品です。
縦39.5cm 横47cm 厚さ4.5cm

材料:木材、発泡スチロール、ペンキ、石膏系壁材


AさんとBさんが僕のお店で偶然会いました。70代のAさんは息子さんが県民共済に依頼して家を建てています。Aさんは土木関係で現役のプロなので工事の不備を見つけます。コンクリート凍らしたり鋼杭がブロックに乗らない位置に打たれているなどあって揉めている。Bさんは、お兄さんがいて、県民共済で家を建てる契約をしたところです。Bさんのお兄さんを含めてみんな僕のお知り合いであります。そんな県民共済の不備を見つけたAさんがBさんのお兄さんに実例として忠告したいと申し出ましたところBさんはあいにく予定があるとのことで、僕にお兄さんのところへ案内しやってくれと頼まれてましたのでAさんをBさんのお兄さんのところへ僕が案内しお話を取り継ぎさせてもらいました。そうしましたらBさんのお兄さんはうちのことより東くん家の屋根直しなさいと言いました。僕の家の屋根の降り棟は雨漏りでシートをかけています。それを気に食わないととったAさんがお前んちの屋根俺が直すと言い始めたので、僕は妙案を思いつきます。自分で直してみたい。この世界のルールと人間との間に立って工夫を味わいたいと思いました。それをAさんに告げると素人が手を出すな。やめろ。と言ったので僕はきっぱりと嫌だ、邪魔はしないでと言い、去りました。嫌われたからもう当分来ないだろうと思っていたら数日後にAさんがお店に来て、僕の考えである、誰に迷惑をかけることもない自宅を使って工夫を楽しみたいという考えを理解して笑っていました。親切は平面であり好意は立体である。ほとんどの場合は無理解のまま平面で終わるのに理解という奥行きを持つとは、奥行きのある人だなと僕は思いました。その思い出とした絵です。
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