2198.「少年の世界」
- 地面にチョークで子供と一緒に絵を描いていました。僕は庭用のペンという棒状の地面に描きやすいペンを自作して描いていたのですが一人の男の子が貸してと言ってので貸しました。そうしたら、右へ左へ走り回ってあっという間に周りにいた大人たちを圧倒してしまいました。そのあとその男の子は調味料の胡椒を大人にふりかけて遊んでいました。その他にも子供と一緒に遊んでいて思うのですが、次から次へと興味のあるものを矢継ぎ早に発見していく、周りを気にしない集中力というのは人が持っている能力なのだと思います。僕はお笑い芸人を5年ほどやったのですが芸人というのは人に見られる立場だったので、それまで周りを気にしていなかったのですが養成所の1年間で周りを気にするようになりました。5年やって芸人を辞めて絵を描いてるのですが、しばらく周りを気にするというのが毒針のように抜けなかった。今では家中をペンキで塗って不気味な家があるとテレビに投稿されるくらい周りを気にしなくなって元に戻りました。芸人だった頃に出会った人は僕が変わってしまったというのですが僕は一周回って元の場所に戻ったのだと言いたいです。
作者 東佑樹
題名 「少年の世界」
描いた日 2022年1月31日
作品番号 2198点目の作品です。
縦27.5cm 横47cm 厚さ4.5cm
材料:木材、発泡スチロール、ペンキ、石膏系壁材など
裏面に書いてある文字。
「少年の世界。元気に映し出されていく少年の世界。さっき産まれた名場面は、もう上書きされてじっとしていない。まるで忘れることはないからと言っているみたいに。」
地面にチョークで子供と一緒に絵を描いていました。僕は庭用のペンという棒状の地面に描きやすいペンを自作して描いていたのですが一人の男の子が貸してと言ってので貸しました。そうしたら、右へ左へ走り回ってあっという間に周りにいた大人たちを圧倒してしまいました。そのあとその男の子は調味料の胡椒を大人にふりかけて遊んでいました。その他にも子供と一緒に遊んでいて思うのですが、次から次へと興味のあるものを矢継ぎ早に発見していく、周りを気にしない集中力というのは人が持っている能力なのだと思います。僕はお笑い芸人を5年ほどやったのですが芸人というのは人に見られる立場だったので、それまで周りを気にしていなかったのですが養成所の1年間で周りを気にするようになりました。5年やって芸人を辞めて絵を描いてるのですが、しばらく周りを気にするというのが毒針のように抜けなかった。今では家中をペンキで塗って不気味な家があるとテレビに投稿されるくらい周りを気にしなくなって元に戻りました。芸人だった頃に出会った人は僕が変わってしまったというのですが僕は一周回って元の場所に戻ったのだと言いたいです。 - ※このカートはケータイ・スマホには対応しておりません